overcapacity
overcapacityは、供給側が需要を大幅に上回っている不均衡な状態を指します。経済的な文脈では、工場や設備が十分に活用されず、効率が低下しているネガティブな状況を強調する場合に用いられます。一方で、物理的な空間や施設に関する文脈では、安全基準や規定の定員を超えて人が集まっている危険な状態を指します。
経済的文脈と物理的文脈の使い分け
経済分野では、主に過剰生産能力として訳され、市場の需要に対して供給能力が高すぎることによる損失や非効率性を議論する際に使われます。例えば、産業全体の設備投資が過剰だった場合などにこの表現が適切です。
対して、施設やインフラの文脈では収容能力超過となり、物理的な限界を超えて人や物が詰め込まれている状態を指します。この場合、効率性よりも安全性の欠如や過密状態というニュアンスが強くなります。
類義語との概念的な違いsurplus(余剰)という言葉と混同されやすいですが、surplusは実際に生産された製品や量が余っている状態を指すのに対し、overcapacityは製品を作るための能力や設備自体が過剰であることを指します。つまり、overcapacityがある状態では、まだ生産していない段階であっても、潜在的な供給力が需要を上回っていることを意味します。
意味
企業、産業、または経済の生産能力が、生産される財やサービスの実際の需要を上回っている状態
The steel industry is currently struggling with massive overcapacity due to a slump in global construction.
鉄鋼業界は現在、世界的な建設不況による大規模な過剰生産能力に苦しんでいる。
安全上または法律上の許容範囲を超えて、人や物を収容している状態
The local shelters are operating at overcapacity during the winter months.
地域の避難所は、冬の間、収容能力を超えて運営されている。