once
onceは、文脈によって回数、過去の状態、条件という大きく異なる3つの役割を果たします。単に回数を数えるだけでなく、時間の経過や特定のタイミングを強調する際に非常に便利な単語です。
回数と過去の経験の区別
回数を表す場合、onceはたった一回だけという限定的な意味を持ちます。一方で、過去のある時点を指してかつてと訳される場合は、単なる回数ではなく、今はもう変わってしまった過去の習慣や状態を回想するニュアンスが含まれます。
回数の例:I have been to Paris once.(パリに行ったことがあるのは一度だけだ。)
過去の状態の例:He was once a professional athlete.(彼はかつてプロのアスリートだった。)
接続詞としての条件提示onceが文頭や節の始まりに置かれると、いったん〜するとという接続詞として機能します。これは、ある出来事が完了した直後に次のことが起こる、あるいはある条件が満たされた瞬間に状況が変化することを強調します。whenやafterに近い意味ですが、onceを使うことでそれが起きたさえすればという決定的なタイミングや条件としての意味合いが強くなります。
条件の例:Once the rain stops, we can go for a walk.(いったん雨が止んだら、散歩に行ける。)
意味
たった一回だけであること
I have only been to Paris once.
パリに行ったことがあるのは一度だけだ。
過去のある時点で。通常、現在はもう存在しない状態や習慣である様子
He was once a professional athlete.
彼はかつてプロのアスリートだった。
ある出来事が起きた直後、または起きた後にすること
Once the rain stops, we can go for a walk.
いったん雨が止んだら、散歩に行ける。