legacy
legacyは、単にお金や財産を指すだけでなく、過去から受け継がれた精神的な遺産や歴史的な影響という広い意味を持ちます。日本語の遺産という言葉に近いですが、文脈によってポジティブな意味(偉大な功績)とネガティブな意味(負の遺産)の両方で使われる点が特徴です。
意味の広がりとニュアンス
物理的な財産だけでなく、ある人物が人生を通じて築き上げた名声や、社会に残した足跡を指す際に非常によく使われます。例えば、政治家が残した政策や、芸術家が後世に与えた影響などは、まさにlegacyと表現されます。
ポジティブな例:a lasting legacy of peace(永続的な平和という遺産)
ネガティブな例:the legacy of colonialism(植民地主義の負の遺産)
IT分野における特殊な用法
コンピューターの世界では、legacy system(レガシーシステム)という表現が頻出します。これは単に古いということではなく、時代遅れではあるが、重要であるため、あるいは移行コストが高すぎるために、現在も使い続けられている古いシステムという特定のニュアンスを含みます。日本語でもそのままレガシーとカタカナで表記されることが多いですが、文脈によっては旧来のや継承されたと訳されます。
注意すべき点
inheritanceも遺産や相続と訳されますが、inheritanceは主に法律的な相続手続きや、生物学的な遺伝に焦点を当てた言葉です。一方でlegacyは、より抽象的で、歴史的・社会的な価値や影響力に重点を置いた表現であるため、使い分けが必要です。
意味
遺言によって誰かに残された金銭や財産
"The former president left a legacy of peace and diplomacy."
彼は孫たちに寛大な遺産を残した。
先祖や前任者、あるいは過去から受け継がれたもの
"She received a generous legacy from her aunt."
その都市は産業革命の遺産に苦しんでいる。
人が亡くなった後や、ある役職を離れた後に残す長期的な影響や名声
"The bank is struggling to integrate its modern app with a legacy system from the 1980s."
前大統領は、自身の後世への影響が平和と外交であるようにするために懸命に努力した。
計算機科学:時代遅れであるにもかかわらず、依然として使用されている古いシステム、プログラミング言語、またはソフトウェアアプリケーション
その銀行は、レガシーシステムを最新のクラウド基盤に置き換えるために数百万ドルを費やしている。