molarity
化学の分野で溶液の濃度を表す際に用いられる概念で、溶媒に溶けている溶質の量(モル数)を溶液全体の体積(リットル)で割った値を示します。日本語では一般的にモル濃度と訳されます。
濃度表現の使い分け
英語では、濃度を表す言葉がいくつかあり、混同しやすいため注意が必要です。特に molality(質量モル濃度)との違いに注意してください。molarity は溶液の体積に基づいた濃度であるのに対し、molality は溶媒の質量に基づいた濃度です。体積は温度によって変化するため、精密な熱力学的計算が必要な場合は molality が好まれますが、一般的な実験室レベルの調製や計算では molarity が最も広く使われています。
molarity:溶液1リットルあたりのモル数(単位:mol/L または M)
molality:溶媒1キログラムあたりのモル数(単位:mol/kg または m)
表記上の注意点molarity の値を表記する際、大文字の M(モーラー)が単位として使われます。例えば、0.1 M HCl と書けば0.1モル濃度の塩酸を意味します。また、非常に低い濃度の場合には、ミリモル濃度(millimolar)として mM と表記されることが一般的です。
誤用例:0.1 molarity HCl(molarity は概念名であるため、単位として直接数値の後につけることはしません)
正しい例:0.1 M HCl または a molarity of 0.1 M
意味
溶液1リットルあたりに含まれる溶質のモル数で表される、溶液中の溶質の濃度
The molarity of the hydrochloric acid solution was measured at 0.1 M.
塩酸溶液のモル濃度は0.1Mと測定された。
例文
The molarity of the hydrochloric acid solution was measured at 0.1 M.
塩酸溶液のモル濃度は0.1Mと測定された。