mainstreaming
mainstreamingは、もともと特定のグループや視点が無視されていた状況から、それを社会全体の標準的な仕組みや考え方に組み込むという能動的なプロセスを指します。単に混ぜるということではなく、制度や政策の根幹に組み込むことで、意識せずともそれが当たり前である状態にすることを目的としています。
文脈による意味の使い分け
この言葉は、主に社会政策や教育の分野で使われます。例えば、ジェンダー平等の視点をあらゆる政策に反映させる場合は主流化と訳され、社会的な構造そのものを変えるアプローチを指します。一方で、教育の文脈で障害を持つ生徒を一般の学級に組み入れる場合は統合教育と呼ばれ、個別の支援を維持しつつも社会的な分離をなくすことに重点が置かれます。
integrationとの違いintegration(統合)と混同されやすいですが、mainstreamingはより包括的な視点を持っています。integrationが既存のシステムの中に特定の対象を適合させるというニュアンスが強いのに対し、mainstreamingはシステムそのものを変更して、誰もが自然に受け入れられる標準にするという、より根本的な変革を意味します。
意味
特定の概念、慣行、または政策を、より広範なシステムや一般社会の意識における標準的な一部にすること
The government is focusing on the mainstreaming of gender equality into all national development plans.
政府は、すべての国家開発計画にジェンダー平等を主流化させることに注力している。
障害を持つ人々を、分離された環境ではなく、通常の教室や社会環境に統合させること
The school district is implementing a new policy for the mainstreaming of students with special needs.
学区は、特別な支援を必要とする生徒の統合教育に向けた新しい方針を導入している。