D
Dicread
HomeDictionaryHhomologue

homologue

相同器官 / 同族体
名詞
複数形: homologues

homologueは、生物学と化学という全く異なる二つの分野で重要な役割を果たす専門用語です。どちらの文脈においても、共通して構造的な類似性という概念が根底にありますが、その意味合いは大きく異なります。

生物学における意味とニュアンス

生物学では、進化の過程で共通の祖先から派生した器官や構造を指します。重要なのは、現在の機能が同じである必要はないという点です。例えば、クジラの胸びれと人間の腕は、見た目や使い方は全く異なりますが、骨格構造が共通しているためhomologue(相同器官)と呼ばれます。これに対し、機能は似ているが起源が異なるものはanalogue(相似器官)と呼ばれ、明確に区別されます。

化学における意味とニュアンス

化学の分野では、基本となる構造が同じで、特定の原子団(主にメチレン基)が繰り返されることで連なりができている一連の化合物を指します。これらはhomologous series(同族体系列)を形成し、化学的性質が非常に似ているのが特徴です。例えば、アルカン系列のエタン、プロパン、ブタンなどは互いにhomologue(同族体)の関係にあります。このように、化学では進化ではなく、分子構造の規則的な反復に基づいた類似性を強調します。

意味

名詞相同器官

現在の機能に関わらず、別の種の器官や解剖学的特徴と進化上の起源および構造が似ているもの

The wing of a bird is a homologue of the arm of a human.

鳥の翼は人間の腕の相同器官である。

名詞同族体

別の化合物と似た構造を持つが、通常はメチレン基(CH2)などの特定の反復単位によって異なる化学化合物

Ethane and propane are homologues of each other.

エタンとプロパンは互いに同族体である。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error