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cross reactivity

交差反応性
名詞

cross reactivityは、免疫学や生化学の分野で非常に重要な概念です。本来は特定の抗原にのみ結合するように設計された抗体や、特定の抗体にのみ反応する抗原が、構造が似ている別の物質に対しても反応してしまう現象を指します。これは意図しない反応であるため、多くの場合、診断における誤診や副作用の原因として議論されます。

診断における影響と偽陽性

臨床検査においてcross reactivityが発生すると、実際には標的とする物質が存在しないにもかかわらず、似た構造を持つ別の物質に反応して陽性と判定される偽陽性が起こります。例えば、ある特定のウイルスを検出するための検査キットが、近縁の別のウイルスにも反応してしまう場合、正確な診断が困難になります。そのため、検査法の開発においては、この交差反応性を最小限に抑え、特異性を高めることが極めて重要です。

特異性と交差反応性の関係

specificity(特異性)とcross reactivityは対照的な概念です。specificityが高いということは、特定の標的にのみ正確に反応することを意味し、逆にcross reactivityが高いということは、標的以外の物質にも反応しやすいことを意味します。薬物療法やワクチンの開発においても、意図しない組織や細胞への交差反応が起こると副作用につながるため、分子レベルでの構造解析を通じてこれらのリスクを評価します。

意味

名詞交差反応性

構造上の類似性により、抗体または抗原が、本来の標的とは異なる別の抗原または抗体と反応する現象のこと

The diagnostic test showed high cross reactivity between the two different strains of the virus, leading to a false positive result.

診断テストの結果、二つの異なるウイルス株の間に高い交差反応性が認められ、偽陽性の結果となった。

関連語

Last Updated: July 13, 2026Report an Error