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bulk modulus

体積弾性率
名詞

bulk modulus(体積弾性率)は、物質が外部から均等に圧力を受けた際に、どれだけ体積の変化に抵抗するかを示す物理量です。値が大きいほど、その物質は圧縮されにくく、硬い性質を持っていることを意味します。一般的に液体や固体の圧縮性を評価する際に用いられ、気体のような圧縮しやすい物質ではこの値は非常に小さくなります。

弾性率の使い分け

材料力学や物理学では、変形の方向によって異なる弾性率を使い分けます。bulk modulusが全方向からの均一な圧縮(静水圧)に対する抵抗を示すのに対し、Young's modulus(ヤング率)は一方向への引っ張りや圧縮による長さの変化に対する抵抗を示します。また、shear modulus(剛性率)は、物体をねじるようなせん断変形に対する抵抗を表します。これらの違いを理解することが、材料の物理的特性を正確に把握する鍵となります。

実用的な文脈での適用

この概念は、地球物理学において地球内部の組成を推定したり、流体力学において液体の圧縮性を考慮した計算を行ったりする際に不可欠です。例えば、水は非常に高いbulk modulusを持つため、日常的な工学計算では非圧縮性流体として扱われることが多いですが、極めて高い圧力がかかる深海などの環境では、この体積弾性率を考慮した精密な計算が必要になります。

意味

名詞体積弾性率

物質の一様な圧縮に対する抵抗の尺度であり、微小な圧力増加量と、それによって生じる体積の相対的な減少量の比として定義されること

The bulk modulus of water is approximately 2.2 gigapascals.

水の体積弾性率は約2.2ギガパスカルである。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error