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zwitterion

双性イオン
名詞
複数形: zwitterions

zwitterionは、一つの分子内に正電荷と負電荷の両方を持ちながら、分子全体としては電気的に中性である特殊な状態を指します。この概念は主に有機化学や生物化学の分野で重要であり、特にタンパク質の構成要素であるアミノ酸の性質を理解する上で不可欠な用語です。

化学的な特性と挙動

zwitterionの最大の特徴は、周囲の環境、特に溶液のpH値によってその電荷状態が変化することです。例えば、酸性条件下では正電荷が強まり、塩基性条件下では負電荷が強まります。このように、pHに応じて電荷が切り替わるため、特定のpH(等電点)においてのみ完全な中性状態となるという動的な性質を持っています。

他のイオン形態との違い

一般的なion(イオン)が全体として正または負の電荷を持つことに対し、zwitterionは内部で電荷が相殺されているため、全体としては中性であるという点が決定的に異なります。また、単に電荷を持たないneutral molecule(中性分子)とは異なり、分子内部に明確な正負の極性が存在するため、強い極性を持つことが特徴です。

意味

名詞双性イオン

正電荷と負電荷を持つ官能基を同数含み、全体として電気的に中性である分子またはイオンのこと

The amino acid exists as a zwitterion at its isoelectric point.

アミノ酸は等電点において双性イオンとして存在する。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error