hydrophobic
hydrophobicは、化学や生物学の専門用語として疎水性のと訳されます。これは単に水が嫌いということではなく、分子構造上の特性により水分子と結合しにくく、結果として水をはじく性質を持っている状態を指します。日常的な文脈で防水のという意味で使われる waterproof や water-resistant とは異なり、物質の化学的な性質(親水性と疎水性の対比)に焦点を当てた表現です。
親水性との対比
この単語を理解する上で最も重要なのは、対義語である hydrophilic(親水性の)との関係です。例えば、油は hydrophobic な物質であり、水と混ざり合いません。一方で、砂糖や塩などは hydrophilic であり、水に溶けやすい性質を持っています。科学的な議論や技術的な説明において、物質が水に溶けるか、あるいは水をはじくかを区別する際に不可欠な用語です。
疎水性の表面: a hydrophobic surface(水をはじく表面)
疎水性相互作用: hydrophobic interaction(疎水性相互作用)
注意すべき混同
日本語で疎水性という言葉に馴染みがない場合、単に水をはじくという現象だけを指して water-repellent などの言葉を使うことが一般的です。しかし、学術的な文脈や材料科学の分野では、分子レベルでの性質を示す hydrophobic が適切です。また、比喩的に水が嫌いな人を表現したい場合にこの単語を使うと、非常に専門的な響きになり不自然です。そのような場合は aquaphobic や、単純に afraid of water と表現するのが適切です。
意味
水をはじく傾向がある、または水と混ざり合わない状態
The leaf surface is hydrophobic, causing raindrops to bead up and roll off.
葉の表面は疎水性であるため、雨粒が玉状になり転がり落ちる。
例文
The leaf surface is hydrophobic, causing raindrops to bead up and roll off.
葉の表面は疎水性であるため、雨粒が玉状になり転がり落ちる。