surfactant
化学的な性質と役割
surfactantはsurface active agentの略称で、日本語では一般的に界面活性剤と呼ばれます。これは、水と油のように本来混ざり合わない二つの物質の境界(界面)に作用し、その表面張力を低下させる物質のことです。これにより、液体が物体に広がりやすくなったり、油分を水に分散させて取り除いたりすることが可能になります。
日常生活で最も身近な例は洗剤やシャンプーです。これらはsurfactantとして機能し、汚れ(油分)を包み込んで水に溶かし出すことで洗浄を実現しています。
生物学的な役割と注意点
化学分野だけでなく、医学や生物学の文脈では、肺にある特殊な物質である肺サーファクタントを指します。これは肺胞の表面張力を下げて、呼吸のたびに肺が潰れるのを防ぐ極めて重要な役割を担っています。
日本語で界面活性剤と言うと、多くの方は洗剤などの化学製品を想像しますが、英語のsurfactantは、こうした工業製品から人体内の生理活性物質まで、表面張力を変化させるあらゆる物質を包括する専門用語として使われます。
文法的な特徴
この単語は不可算名詞として扱われることが多いですが、特定の種類の界面活性剤を指す場合には可算名詞として扱われることもあります。
意味
二つの液体、液体と気体、または液体と固体の間の界面張力を低下させ、それによって溶媒が表面を濡らす能力を高める化学化合物
"The detergent contains a powerful surfactant to break down grease."
その洗剤は界面活性剤として機能し、皿の上の油分を分解する。
肺で生成されるリポタンパク質で、肺胞内の表面張力を低下させることで肺胞の虚脱を防ぐもの
"Infants born prematurely may lack sufficient pulmonary surfactant to keep their lungs open."
早産児は肺サーファクタントの不足により、呼吸窮迫症候群に陥ることがある。