hydrophilic
親水性の
形容詞
化学や生物学の分野で用いられる専門用語で、物質が水分子と親和性を持ち、水に溶けやすかったり、水に濡れやすかったりする性質を指します。語源はギリシャ語で水を意味する hydro と、好きを意味する philic が組み合わさったものです。
対義語との使い分け
この言葉は、対義語である hydrophobic(疎水性の)とセットで理解することが不可欠です。例えば、細胞膜を構成するリン脂質は、水に馴染む hydrophilic な部分(親水基)と、水を弾く hydrophobic な部分(疎水基)の両方を持っており、この性質によって安定した膜構造が形成されます。
日本語での表現上の注意
日本語でも親水性という言葉が定着していますが、文脈によって水に馴染みやすいや吸水性の高いと訳し分けることで、より自然な表現になります。日常会話で使われる water-absorbent(吸水性の)とは異なり、hydrophilic は分子レベルでの化学的な親和性を強調する学術的な響きを持つ言葉です。
意味
形容詞親水性の
水と混ざりやすく、水に溶けたり、水に濡れやすい性質である状態
"The hydrophilic head of the phospholipid molecule interacts with the aqueous environment."
リン脂質分子の親水性の頭部は、水分子を引き寄せる。