zaatar
zaatarは、中東、特にレバント地方(レバノン、シリア、ヨルダン、パレスチナなど)の食文化において不可欠な調味料です。この言葉は、ミックススパイスとしての製品名と、その主原料となる野生のハーブ(主にオレガノやタイムの類)の両方を指します。一般的に、乾燥させたハーブに煎ったゴマと塩、そして時にはスマックという酸味のあるスパイスを混ぜ合わせて作られます。
料理における活用方法
最も伝統的な使い方は、オリーブオイルにzaatarを混ぜてディップにし、温かいフラットブレッドやピタパンに付けて食べる方法です。また、鶏肉や魚のグリルに塗り込んだり、サラダのドレッシングに加えることで、独特の土のような香りと爽やかな酸味を料理に添えることができます。
植物とスパイスの区別
文脈によって指すものが異なります。料理のレシピや市場で言及される場合は、調合済みのミックススパイスを指しますが、農業や植物学的な文脈で語られる場合は、山野に自生する野生のハーブそのものを指します。日本語ではどちらもザアタルと表記されますが、英語圏の文脈ではwild thymeやoreganoといった具体的な植物名と使い分けられることがあります。
意味
乾燥させたタイム、オレガノ、マジョラム、煎ったゴマ、塩などで構成される中東のミックススパイス
The chef sprinkled zaatar over the warm flatbread.
シェフは温かいフラットブレッドにザアタルを振りかけた。
ミックススパイスの主原料として使用される野生のオレガノまたはタイムの植物
Fresh zaatar grows abundantly in the hills of the Levant.
レバント地方の丘陵地帯には、新鮮なザアタルが豊富に自生している。