traversal
traversalは、物理的な空間を横切る動作と、データ構造における論理的な走査という、大きく分けて二つの異なる文脈で使用されます。物理的な意味では、ある地点から別の地点へ、あるいは特定の領域を端から端まで通り抜けるという移動のニュアンスが強く、地理的な探検や建築的な移動などで使われます。
コンピューターサイエンスにおける走査
ITやプログラミングの分野では、traversalはデータ構造(特に木構造やグラフ構造)内のすべての要素を特定のルールに従って一つずつ訪問することを指します。これは単なる検索(search)とは異なり、特定の目的物を探すことではなく、構造全体を体系的に走査して処理することに重点が置かれています。
in-order traversal(中間順走査)
pre-order traversal(前順走査)
post-order traversal(後順走査)
物理的な横断と論理的な走査の使い分け
日常会話で道を横切るや大陸を横断すると言う場合は、物理的な移動を意味するtraversal(または動詞のtraverse)が適切です。一方で、技術的な文書でtraversalという言葉が出てきた場合は、多くの場合、メモリ上のデータやネットワーク上のノードを順番に辿る走査を指しているため、文脈による判断が不可欠です。
意味
ある領域や空間を横切って、または通り抜けて移動すること
The traversal of the desert took three weeks.
砂漠の横断には3週間かかった。
木やグラフなどのデータ構造において、特定の順序ですべてのノードを訪問するプロセス
A depth-first traversal is often used to explore all possible paths in a maze.
迷路のすべての可能な経路を探索するために、深さ優先走査がよく使われる。
望遠鏡などの器具を、空や地平線の測定された角度に沿って移動させること
The precise traversal of the lens allowed the astronomer to map the star cluster.
レンズの精密な走査により、天文学者は星団の地図を作成することができた。