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neofunctionalization

新機能獲得
名詞

neofunctionalizationは、遺伝子重複の後に起こる進化的な運命の一つであり、重複した二つの遺伝子のうち一方が、元の機能を維持したまま、もう一方が突然変異を通じて全く新しい機能を獲得することを指します。これにより、生物は既存の機能を損なうことなく、新しい生物学的能力を付け加えることが可能になります。

subfunctionalizationとの違い

よく混同される概念にsubfunctionalization(機能分担化)がありますが、そのメカニズムは大きく異なります。subfunctionalizationでは、元の遺伝子が持っていた複数の機能が、重複した二つの遺伝子に分割して引き継がれます。つまり、どちらの遺伝子も元の機能の一部しか持たなくなり、両方が揃って初めて元の機能を完全に果たせる状態になります。対してneofunctionalizationは、一方が維持し、もう一方が革新するという非対称な進化プロセスである点が特徴です。

進化的意義と具体例

このプロセスは、生物の適応能力を飛躍的に高める重要な原動力となります。例えば、視覚に関わるオプシン遺伝子の重複によって、特定の生物が以前は感知できなかった新しい波長の光を検出できるようになるなど、表現型の多様性を生み出す要因となります。このように、neofunctionalizationは単なるコピーの作成ではなく、遺伝的な実験場が提供されることで、進化的な飛躍が起こる仕組みであると言えます。

意味

名詞新機能獲得

重複した遺伝子の片方が、元の祖先遺伝子にはなかった全く新しい機能を獲得し、もう片方が元の機能を維持するプロセスであること

The researchers observed neofunctionalization in the duplicated opsin genes, allowing the organism to detect a new range of light wavelengths.

研究者は、重複したオプシン遺伝子における新機能獲得を観察し、それによってその生物が新しい範囲の光波長を検出できるようになったことを突き止めた。

関連語

Last Updated: July 15, 2026Report an Error