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first pass effect

初回通過効果
名詞
複数形: first pass effects

first pass effectは、主に薬理学や医学の分野で使用される専門用語です。経口投与された薬剤が全身の血流に乗る前に、腸壁や肝臓などの組織で代謝されてしまうため、実際に標的となる部位に到達する有効成分の量が減少することを指します。この現象があるため、同じ成分の薬であっても、経口投与と注射投与では投与量を変える必要があります。

バイオアベイラビリティとの関係

この概念はbioavailability(バイオアベイラビリティ/生物学的利用能)と密接に関連しています。初回通過効果が強い薬剤ほど、バイオアベイラビリティは低くなります。例えば、ある薬剤が肝臓で半分に代謝される場合、その薬剤のバイオアベイラビリティは最大でも50%となります。そのため、初回通過効果を回避するために、舌下投与や経皮吸収剤、注射剤などの投与経路が選択されることがあります。

臨床的な重要性

医療現場では、患者の肝機能の状態によって初回通過効果の程度が変動するため、薬効に個人差が出ることがあります。また、特定の薬剤が肝臓の代謝酵素を阻害または誘導する場合、他の薬剤の初回通過効果に影響を与え、血中濃度が予期せず上昇したり低下したりする相互作用が発生するため、注意深い管理が求められます。

意味

名詞初回通過効果

胃腸管から吸収された後、肝臓や腸壁で代謝されることにより、薬物が全身循環に到達する前にその濃度が大幅に減少する現象のこと

The oral bioavailability of the medication is low due to a significant first pass effect in the liver.

肝臓での顕著な初回通過効果により、その薬剤の経口バイオアベイラビリティは低い。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error