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plurilateral

複数国間の
形容詞

plurilateralは、3つ以上の国や当事者が関与する合意や枠組みを指しますが、その最大の特徴は限定的であることにあります。すべての国が参加することを前提とせず、特定の目的や利害が一致した少数のグループだけで合意を形成する場合に用いられます。

multilateralとの概念的な違い

最も混同しやすいのがmultilateral(多国間の)という言葉です。日本語ではどちらも多国間と訳されることが多いですが、国際政治や貿易の文脈では明確に区別されます。

multilateral:世界貿易機関(WTO)のように、原則としてすべての加盟国が参加し、共通のルールを適用しようとする包括的なアプローチを指します。
plurilateral:特定の関心を持つ国々だけが参加する限定的な多国間アプローチを指します。これにより、全会一致を待つ必要がなく、合意形成のスピードを上げることが可能になります。

実務的な活用シーン

主に貿易協定や外交上の枠組みで使われます。例えば、特定のデジタル貿易ルールに同意できる国々だけで先に協定を結び、後から他の国が参加できるようにする仕組みなどは、典型的なplurilateralなアプローチと言えます。このように、包括的な合意が困難な状況において、現実的な妥協点を見出すための戦略的な手法として機能します。

意味

形容詞複数国間の

3つ以上の異なる当事者や国家が関与しているが、必ずしもより大きなグループの全メンバーや国際社会全体が含まれているとは限らない状態

The trade bloc entered into a plurilateral agreement to reduce tariffs on electronics.

その貿易圏は、電子機器の関税を削減するために複数国間協定を締結した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error