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phosphorylase

ホスホリラーゼ
名詞
複数形: phosphorylases

phosphorylaseは、生化学において非常に重要な役割を果たす酵素の一種です。この酵素の最大の特徴は、単に水を加えて結合を切断する加水分解ではなく、無機リン酸を用いて結合を切断するリン酸化というプロセスを行う点にあります。これにより、エネルギーを消費せずに糖などの分子を活性化させ、代謝経路へと導くことができます。

生化学的なメカニズムと重要性

この酵素は、特にエネルギー貯蔵物質であるグリコーゲンの分解において中心的な役割を担います。例えば、glycogen phosphorylaseは、グリコーゲンからグルコース1-リン酸を切り出すことで、筋肉や肝臓が迅速にエネルギーを利用できるようにします。このプロセスは、血糖値の維持や激しい運動時のエネルギー供給に不可欠な仕組みです。

他の分解酵素との違い

phosphorylaseと混同されやすいのが、hydrolase(加水分解酵素)です。hydrolaseが水分子を用いて結合を切断するのに対し、phosphorylaseはリン酸基を付加させることで切断を行います。この違いにより、生成物が単なる糖ではなく糖リン酸となるため、その後の代謝ステップへ効率的に移行できるという利点があります。

意味

名詞ホスホリラーゼ

分子に無機リン酸基を付加させる触媒として働く酵素であり、通常はグリコシド結合を切断して糖リン酸を遊離させること

Glycogen phosphorylase is the key enzyme in the breakdown of glycogen into glucose-1-phosphate.

グリコーゲンホスホリラーゼは、グリコーゲンをグルコース1-リン酸に分解する際の鍵となる酵素である。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error