latifundium
ラティフンディウム
名詞
複数形: latifundia
latifundiumは、単なる大きな農場ではなく、古代ローマの社会構造と経済システムに深く根ざした歴史的な土地所有形態を指します。この言葉の核心にあるのは、少数の富裕層が広大な土地を独占し、そこを大量の奴隷労働力によって運営していたという権力構造です。
歴史的背景と社会への影響
この制度は、ローマが地中海世界へ拡大する過程で、征服地から得た広大な土地と大量の戦争捕虜(奴隷)を組み合わせることで発展しました。小規模な自作農が戦争で土地を失い、代わりに富裕層がそれらを買い集めて巨大な農園化したことで、ローマの社会格差が拡大し、後の政治的混乱や社会不安を招く一因となりました。
現代的な文脈での使用
現代においては、歴史的な文脈以外でも、ラテンアメリカなどの地域で見られる極端に不平等な土地所有制度や大規模なプランテーションを比喩的に、あるいは学術的に表現する際に用いられることがあります。単に面積が広いことではなく、土地の所有権が一部に集中しているという不平等な構造を強調したい場合に適切な表現です。
意味
名詞ラティフンディウム
特に古代ローマにおける大規模な土地所有地で、通常は奴隷や小作農によって耕作されていたもの
The Roman economy was heavily dependent on the growth of the latifundium.
ローマの経済は、ラティフンディウムの拡大に大きく依存していた。
関連語
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