tenure
職務への就任期間と権利
tenure は主に二つの異なる文脈で使用されます。一つは、ある人が特定の役職や地位に就いている期間を指す一般的な意味です。政治家や企業の役員などが、その職にどれくらいの期間いたかを示す際に使われます。
もう一つは、特に大学教授などの学術界で使われる終身在職権という非常に強力な権利を指します。これは、重大な過失がない限り、定年まで解雇されないことが保証された雇用形態を指します。日本語では単に終身雇用と訳されることもありますが、英語の tenure は特に専門的な審査を経て得られる身分保障というニュアンスが強く、学術的な自由を守るための制度としての側面があります。
混同しやすい表現と注意点
日本語のテニュアというカタカナ語は、主に大学教授の終身在職権を指して使われますが、英語の tenure は前述の通り、単なる在任期間という意味でも頻繁に使われます。文脈によって権利なのか期間なのかを判断する必要があります。
在任期間としての例: during his tenure as CEO(彼が最高経営責任者として在任していた間)
終身在職権としての例: she was granted tenure(彼女は終身在職権を与えられた)
また、不動産や土地の文脈では、土地を保有・利用する保有権や借地権を指す法的な用語として使われることがあります。これは日常会話よりも契約書などの形式的な文書で見られる表現です。
意味
ある人が特定の職務や地位にある期間
"His tenure as CEO was marked by rapid international expansion."
彼の首相としての在任期間は、重要な経済改革によって特徴づけられていた。
正当な理由なく解雇されることのない、特に大学の教師や教授に与えられる保証された終身雇用ポスト
"The associate professor spent six years fighting to earn tenure."
6年間の研究と教育を経て、彼女はついに終身在職権を得た。
土地や財産を保持または所有する法的権利
"The family's tenure of the estate dates back to the seventeenth century."
その家族は、18世紀まで遡るその地所に対する長期的な土地保有権を持っていた。
通常は学術的な環境において、ある人に終身雇用ポストを与えること
大学は、彼女の論文を厳格に審査した後、その准教授に終身在職権を与えることを決定した。