oligarchy
政治的な権力構造としての意味
oligarchyは、社会のごく少数の特権階級や特定のグループが、国家や組織の全権力を独占している状態を指します。単に少人数で運営しているということではなく、多くの場合、富、血統、軍事力、あるいは特定の政党内での地位などに基づいた不平等な権力集中という否定的なニュアンスを含みます。
democracy(民主主義)が人民による統治であるのに対し、oligarchyは少数の者による統治という対照的な概念です。また、一人の独裁者が支配するautocracy(独裁制)とは異なり、権力が少人数のグループ(集団)に分散している点が特徴です。
組織や集団への適用
この言葉は国家レベルの政治だけでなく、企業や団体などの組織内部で、一部の有力者が密室で意思決定を行い、実質的に支配している状況を表現する際にも使われます。日本語では寡頭政治や寡頭制と訳されますが、文脈に応じて少数の権力者による支配と理解するのが自然です。
正しい使い方の例:
The company was run as an oligarchy, with a few senior executives making all the decisions.(その会社は、数人の上級役員がすべての決定を下す寡頭制のような運営がなされていた。)
注意すべき点
日本語の寡頭という言葉は日常会話ではあまり使われないため、英語のoligarchyを訳す際は、文脈に合わせて特権階級による支配や少数の有力者による独占などと噛み砕いて表現すると、より自然な日本語になります。
意味
少数の人々がすべての政治権力を握る政府の形態または権力構造
"The country was ruled by a wealthy oligarchy for decades."
その国は君主制から、少数の富裕な家族によって支配される寡頭制へと移行した。
会社や組織、その他の団体を支配している少数の人々
企業の取締役会は強固な寡頭集団として機能し、すべての重要な決定を密室で行っていた。