D
Dicread
HomeDictionaryAarbuscule

arbuscule

樹状体
名詞
複数形: arbuscules

arbusculeは、植物の根に共生する菌根菌が形成する特殊な構造を指します。この言葉はラテン語で小さな木を意味しており、その名の通り、細胞内で細かく枝分かれした樹木のような形状をしていることが最大の特徴です。この構造があることで、菌類と植物の間の接触面積が劇的に増加し、リンなどのミネラルと光合成による糖類の効率的な交換が可能になります。

生物学的機能と重要性

この構造は、単なる物理的な形状ではなく、高度な生理的機能を持っています。植物の細胞膜は破壊されず、菌糸が細胞膜を押し広げる形で内部に侵入するため、細胞の完全性を保ったまま物質交換が行われます。これにより、植物は土壌から吸収しにくい栄養素を得ることができ、菌類は生存に必要な炭素源を確保するという相利共生関係が成立しています。

用語の使い分け

菌根菌に関連する用語には mycorrhiza(菌根)がありますが、これは根と菌類の共生関係全体やその組織全体を指す広範な言葉です。一方で arbuscule は、その中でも特に細胞内部に形成される微細な交換構造のみを指す非常に専門的な用語です。したがって、組織全体の構造について述べる場合は mycorrhiza を使い、細胞レベルでの栄養交換メカニズムに焦点を当てる場合は arbuscule を使用します。

意味

名詞樹状体

菌類が植物の根の細胞内に形成する、枝分かれした樹木のような構造で、菌類と植物の間で栄養素の交換を促進すること

The researchers observed the formation of an arbuscule within the cortical cells of the root.

研究者たちは、根の皮層細胞内に樹状体が形成されるのを観察した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error