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teichoic acid

テイコ酸
名詞

teichoic acidは、主にグラム陽性菌の細胞壁に存在する特有の重合体であり、細菌の構造維持や細胞壁の透過性調節に重要な役割を果たしています。化学的には、リビトールやグリセロールのリン酸エステルが連なった構造を持ち、負の電荷を帯びているため、陽イオンの輸送や細胞壁の安定化に寄与しています。

構造的な特徴と機能

この物質は、細胞壁のペプチドグリカン層に結合している壁テイコ酸と、細胞膜を貫通してペプチドグリカン層に繋がっているリポテイコ酸の二種類に分けられます。これにより、細菌は外部環境からの物理的な刺激に耐え、同時に栄養素の取り込みを効率的に行うことができます。

医学的および生物学的意義

teichoic acidは細菌の表面抗原として機能するため、免疫系が細菌を認識する際の重要な標的となります。また、一部の細菌においては、宿主細胞への付着や毒素の放出に関与しており、抗生物質の浸透性を制御する障壁としても機能します。そのため、薬剤耐性菌の研究やワクチンの開発において非常に重要な注目点となっています。

意味

名詞テイコ酸

ホスホジエステル結合で連結されたグリセロールリン酸またはリビトールリン酸からなる重合体で、グラム陽性菌の細胞壁に埋め込まれていること

The cell wall of Staphylococcus aureus is rich in teichoic acid.

黄色ブドウ球菌の細胞壁にはテイコ酸が豊富に含まれている。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error