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autolysin

オートライシン
名詞
複数形: autolysins

autolysinは、細菌が自らの細胞壁を分解するために分泌する酵素であり、細胞の溶解や破裂を誘導します。このプロセスは単なる細胞の死ではなく、細胞分裂時の隔壁の切断や、特定の条件下での計画的な細胞溶解など、細菌の生存戦略や増殖サイクルにおいて不可欠な役割を果たしています。

生物学的機能とメカニズム

この酵素は、ペプチドグリカン層という細胞壁の構造を特異的に分解することで作用します。通常、細菌は細胞壁の合成と分解のバランスを厳密に制御していますが、この制御が崩れたり、特定のシグナルが送られたりすると、autolysinが活性化して細胞壁を破壊します。これにより、娘細胞の分離や、一部の細菌における胞子形成などが可能になります。

研究および医療における重要性

autolysinの働きを理解することは、新しい抗菌薬の開発において非常に重要です。例えば、細菌の自壊を促進させる薬剤を設計することで、効率的に病原菌を死滅させることが期待できます。また、細菌の増殖過程における細胞壁の制御された分解を研究することで、感染症のメカニズム解明に寄与しています。

意味

名詞オートライシン

細菌によって産生され、細胞壁を分解して細胞の溶解または破裂を引き起こす酵素のこと

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する