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pleochroism

多色性
名詞

pleochroismは、主に鉱物学や宝石学などの科学的な文脈で使用される専門用語です。光が結晶の中を通過する際、その振動方向によって吸収される光の波長が異なるため、見る角度を変えると色が変化して見える現象を指します。一般的に、この現象が顕著な宝石(例えばトルマリンやサファイアなど)の鑑定において、個体の識別や真贋判定の重要な指標となります。

光学的な特性と識別

この現象は、結晶構造の異方性に起因します。似た概念にdichroism(二色性)やtrichroism(三色性)がありますが、これらはpleochroismの特定の形態です。具体的に2つの異なる色が見える場合はdichroism、3つの異なる色が見える場合はtrichroismと呼ばれます。実務上の鑑定では、偏光フィルターを用いてこれらの色の変化を詳細に観察し、物質の化学組成や結晶系を特定します。

混同しやすい現象との違い

pleochroismは、見る角度によって色が変わる現象ですが、これは表面の反射や光の干渉によって色が変わる遊色効果(opalescence虹彩(iridescenceとは根本的に異なります。前者は結晶内部での光の吸収率の違いによるものであり、後者は光の回折や干渉による物理的な現象です。したがって、宝石の特性を説明する際には、これらを明確に区別して使用することが重要です。

意味

名詞多色性

特に結晶や宝石において、観察する角度によって物質の色が異なって見える光学現象のこと

The geologist noted the strong pleochroism of the tourmaline, which shifted from green to red depending on the orientation of the crystal.

地質学者は、結晶の向きによって緑色から赤色へと変化するトルマリンの強い多色性に注目した。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error