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monobactam

モノバクタム
名詞
複数形: monobactams

monobactamは、ベータラクタム系抗菌薬の中でも非常に特殊な構造を持つ薬剤です。一般的なペニシリンやセファロスポリンとは異なり、単環式の環構造を持っているため、ペニシリン系薬剤に強いアレルギー反応を示す患者に対しても、交差反応が起こる可能性が極めて低く、安全に使用できるという重要な特徴があります。

臨床的な活用と特性

主にグラム陰性菌による重篤な感染症の治療に用いられます。特に、他の多くの抗菌薬に耐性を持つ多剤耐性菌への効果が期待されるため、集中治療や高度な感染症管理の現場で重要な役割を果たします。投与にあたっては、患者の腎機能に基づいた用量調節が必要となる点に注意が必要です。

他のベータラクタム系薬剤との違い

penicillincephalosporinなどの他のベータラクタム系薬剤は、二環式の構造を持っていますが、monobactamは単環式であるため、化学的な性質が異なります。この構造的な違いが、アレルギー反応の回避という臨床上の大きなメリットを生み出しています。したがって、医師がペニシリンアレルギーのある患者にグラム陰性菌への治療が必要と判断した場合、有力な選択肢となります。

意味

名詞モノバクタム

単環式環構造を特徴とするベータラクタム系抗菌薬の一種で、主にペニシリンアレルギーを持つ患者におけるグラム陰性菌による重篤な感染症の治療に使用されること

The patient was treated with a monobactam to target the resistant Gram-negative infection.

耐性グラム陰性菌感染症を標的とするため、患者にはモノバクタムによる治療が行われた。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error