docket
docketは主に法的な文脈で使用される専門用語であり、裁判所が管理する公式なスケジュールや記録を指します。日本語では訴訟予定表や訴訟記録ファイルと訳されますが、単なるカレンダーやフォルダではなく、法的な効力を持つ公的な管理リストであるというニュアンスが重要です。
日常会話で使われる schedule や list とは異なり、裁判所という厳格な組織が、どの事件をいつ審理し、どのような手続きが行われたかを管理するための形式的な文書を指します。そのため、ビジネスや私生活の予定管理にこの単語を使うことはありません。
意味の使い分けと注意点
この単語は名詞としてだけでなく、動詞としても使用されます。名詞の場合は、審理される予定の事件の一覧(訴訟予定表)や、その事件に関する書類一式をまとめたもの(訴訟記録ファイル)を指します。一方、動詞として使われる場合は、事件をその公式なリストに登録するという手続きを意味します。
名詞としての例: The case is on the docket(その事件は訴訟予定表に載っている/審理待ちである)
動詞としての例: The clerk docketed the motion(書記官が申し立てを記録に登録した)
混同しやすい表現との違いdocketを file や folder と混同しがちですが、file は一般的なファイルや提出を指すのに対し、docket は裁判所という特定の機関における公式な管理記録という限定的な意味を持ちます。また、calendar も予定表と訳されますが、法的な文脈で裁判所の公式な審理順序を指す場合は docket が最も適切です。
文法的な注意点として、名詞の docket は可算名詞であるため、単数形で使う場合は冠詞(a, the)を付けるか、複数形にする必要があります。
意味
裁判所で審理される予定の事件の暦または一覧表
The judge reviewed the morning docket to see which trials were scheduled first.
裁判官は、どの裁判が最初に予定されているかを確認するために、午前の訴訟予定表を確認した。
法的事件の公式記録や書類を格納した文書またはフォルダ
The lawyer spent the evening organizing the case docket before the hearing.
弁護士は、審問の前の晩に事件の訴訟記録ファイルを整理して過ごした。
事件や書類を裁判所の公式な予定表や記録に記入する
The clerk will docket the motion as soon as the filing fee is paid.
書記官は、申請手数料が支払われ次第、申し立てを記録に登録する。