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complement cascade

補体カスケード
名詞
複数形: complement cascades

complement cascadeは、免疫系において補体タンパク質が次々と活性化され、最終的に標的となる病原体を破壊する一連の連鎖反応を指します。このプロセスは、ドミノ倒しのように一つのタンパク質が次のタンパク質を活性化させるため、非常に迅速かつ増幅された反応が起こるのが特徴です。

活性化の経路とメカニズム

このカスケードは、主に以下の3つの経路によって始まります。
古典的経路:抗体が抗原に結合することで誘発されます。
副古典的経路:病原体表面の成分に直接反応して誘発されます。
レクチン経路:糖鎖認識レクチンが病原体の糖類に結合することで誘発されます。

これらの経路は最終的に共通の経路に合流し、膜攻撃複合体を形成して細菌などの細胞膜に穴を開け、細胞を破壊(溶菌)させます。

生物学的意義と臨床的視点

complement cascadeは、単に病原体を破壊するだけでなく、炎症を促進したり、食細胞が病原体を認識しやすくするオプソニン化を助けたりすることで、適応免疫系への橋渡し役としても重要な役割を果たします。

医学的な文脈では、この系が過剰に活性化されると自己組織を攻撃して炎症性疾患を引き起こす可能性があるため、制御メカニズムの重要性が強調されます。

意味

名詞補体カスケード

免疫系における生化学的な一連の反応で、病原体を破壊するために補体タンパク質が連鎖的に活性化すること

The complement cascade is triggered when antibodies bind to the surface of a bacterium.

抗体が細菌の表面に結合すると、補体カスケードが誘発される。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error