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membrane attack complex

膜攻撃複合体
名詞
複数形: membrane attack complexes

membrane attack complexは、免疫系における補体系の活性化プロセスの最終段階で形成される構造体です。この複合体が標的となる細菌などの細胞膜に物理的な穴(孔)を開けることで、細胞内外の浸透圧バランスが崩れ、最終的に細胞が破裂して死に至ります。これは生体が外敵を排除するための非常に強力な攻撃手段の一つです。

補体カスケードにおける役割

この複合体は、単一のタンパク質ではなく、複数の補体成分が段階的に組み合わさることで形成されます。古典的経路や代替経路といった異なる活性化ルートを経て、最終的にmembrane attack complexが構築されるため、生体にとって非常に効率的かつ精密な標的攻撃が可能になります。

生物学的意義と作用機序

主な標的はグラム陰性菌などの細胞壁が薄い病原体です。細胞膜に孔が形成されると、水やイオンが細胞内に急速に流入し、浸透圧溶解が起こります。一方で、ヒトの自身の細胞は、この複合体の形成を抑制する調節タンパク質を持っているため、誤って自分自身の細胞が破壊されることはありません。

意味

名詞膜攻撃複合体

補体系によって形成される多タンパク質構造であり、標的細胞膜の脂質二重層に挿入されて孔を形成し、細胞の溶解と死に至らせること

The membrane attack complex is the final stage of the complement cascade, resulting in the osmotic lysis of the pathogen.

膜攻撃複合体は補体カスケードの最終段階であり、病原体の浸透圧溶解をもたらす。

関連語

Last Updated: July 15, 2026Report an Error