colorimetry
colorimetryは、光の波長や強度を測定することで、色を数値的に定義したり、物質の濃度を分析したりする科学的な手法を指します。単に色を見るということではなく、分光光度計などの精密な装置を用いて客観的なデータとして色を扱うため、工業製品の品質管理や化学分析などの専門的な文脈で頻繁に使用されます。
比色法と比色分析の使い分け
この用語は、文脈によって大きく分けて二つのアプローチで使い分けられます。
比色法:色の知覚や特性を定量化することに重点を置く手法です。例えば、印刷業界で色の再現性を確保したり、ディスプレイの色彩基準を策定したりする場合に用いられます。
比色分析:色の濃淡(強度)を利用して、溶液中に含まれる特定の物質の濃度を割り出す化学的な分析手法です。医療検査や水質調査などで、試薬と反応して色が変わる性質を利用して測定を行う際に使われます。
分析手法における位置づけcolorimetryは、より広義な概念であるspectrophotometry(分光光度法)の一種として扱われることが多いです。spectrophotometryが光の波長ごとの吸収率を詳細に分析するのに対し、colorimetryは特定のフィルターを用いて特定の色の強度を測定する、より簡便な手法であるという違いがあります。そのため、迅速な判定が必要な現場ではcolorimetryが好まれ、詳細な組成分析が必要な研究室ではspectrophotometryが採用される傾向にあります。
意味
人間の色の知覚を定量化し、記述するために用いられる科学および技術
The researcher used colorimetry to ensure the paint matched the original sample exactly.
研究者は、塗料が元のサンプルと完全に一致することを確認するために比色法を用いた。
溶液中の物質の色の強度を測定することによって、その濃度を測定すること
The lab technician employed colorimetry to determine the amount of protein in the serum.
研究員は、血清中のタンパク質量を決定するために比色分析を用いた。