transmittance
transmittanceは、光や電磁波などのエネルギーが物質を通過する際の割合を指す専門的な用語です。一般的に、入射したエネルギーのうちどれだけが透過したかを数値化したものであり、物理学や光学、材料工学などの学術的な文脈で頻繁に使用されます。
透過率と透過係数の使い分け
日本語では、文脈によって透過率または透過係数と訳し分けられます。一般的に、光の透過度合いをパーセンテージで表す場合は透過率が適切です。一方で、熱伝導や特定の物理的特性としての係数を指す場合は透過係数という言葉が使われます。例えば、窓ガラスの光の通りやすさを議論する際は transmittance を透過率とし、壁材の熱の通りやすさを議論する際は透過係数とするのが自然です。
類義語との概念的な違いtransparency(透明度)という言葉と混同されやすいですが、これらは異なる概念です。transparency は、物体がどれだけ透明に見えるかという視覚的な性質や主観的な状態を指すことが多いのに対し、transmittance は測定可能な物理量であり、定量的な数値として扱われます。したがって、科学的なレポートや仕様書では transparency ではなく transmittance を使用することが求められます。
意味
物質を通過する入射電磁放射線の割合
The glass has a high transmittance for visible light but low transmittance for ultraviolet rays.
そのガラスは可視光の透過率は高いが、紫外線に対する透過率は低い。
光や熱、その他の形態のエネルギーを通過させる媒体の特性
The thermal transmittance of the wall determines how much heat is lost during winter.
壁の熱透過係数によって、冬の間にどれだけの熱が失われるかが決まる。