atypia
異型性
名詞
atypiaは主に病理学や細胞診の文脈で使用される専門用語であり、細胞や組織が正常な形態から逸脱している状態を指します。この言葉自体は典型的ではないという意味を持っており、必ずしも癌などの悪性腫瘍を意味するわけではありません。炎症や反応性の変化によっても細胞に変化が生じることがあるため、診断においては慎重な判断が求められる概念です。
診断におけるニュアンス
臨床現場では、atypiaという言葉は異型と訳され、細胞の核が大きくなっていたり、形が不規則であったりすることを記述するために使われます。例えば、mild atypia(軽度異型)やsevere atypia(高度異型)のように、その程度の強さを添えて表現されることが一般的です。これは、単なる形態的な異常を指摘している段階であり、確定的な悪性診断を下す前の記述的な表現であるという点に注意が必要です。
類似概念との区別dysplasia(異形成)という言葉と混同されやすいですが、atypiaは個々の細胞の形態的な異常に焦点を当てた記述的な用語であるのに対し、dysplasiaは組織全体の構造的な乱れや構築の異常を含む、より広範な病理学的プロセスを指します。したがって、顕微鏡で見た個々の細胞が変な形をしている場合はatypiaを用い、組織としての層構造が崩れている場合にはdysplasiaを用いるという使い分けがなされます。
意味
名詞異型性
組織学的検査において、通常は顕微鏡下で観察される、細胞内の構造的または形態的な異常特性が存在すること
The pathologist noted significant cellular atypia in the biopsy sample.
病理医は、生検サンプルに顕著な細胞異型性を認めた。
関連語
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