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antiphon

アンティフォン
名詞
複数形: antiphons

antiphonは、キリスト教の典礼において非常に重要な役割を持つ音楽的・文学的な形式を指します。基本的には、賛歌や詩編の前後で歌われる短い一節を指しますが、その構造的な特徴から、二つのグループが交互に唱え合う形式そのものを指す場合もあります。

典礼における役割と構造

この言葉の核心にあるのは、対照的な二つの要素が組み合わさるという点です。例えば、独唱者がリードし、それに続いて聖歌隊が応答するという形式は、現代の音楽でいうところの call and response に非常に近い構造を持っています。これにより、礼拝の中でリズムと調和が生まれ、会衆が典礼に深く参加することが可能になります。

音楽的文脈での使い分け

音楽的な文脈では、単なる歌詞の一節としての antiphon だけでなく、その唱法や形式に重点が置かれます。似た概念に responsory がありますが、antiphon はより広範な典礼上の枠組みの中で、特定の詩編を導入したり締めくくったりするための定型句としての性格が強いのが特徴です。現代の合唱曲や宗教音楽においても、この交互唱の形式は重要な作曲技法として取り入れられています。

意味

名詞アンティフォン

詩編や賛歌の前後に、聖歌隊や会衆によって歌われる、または朗読される短い一節や詩句のこと

The choir began the service with a solemn antiphon.

聖歌隊は厳かなアンティフォンで礼拝を始めた。

名詞アンティフォン

聖歌隊の二つのグループ間、または独唱者とグループの間で交互に唱えられる典礼的な唱名のこと

The monks performed the antiphon in a call-and-response style.

修道士たちはコールアンドレスポンス形式でアンティフォンを唱えた。

関連語

Last Updated: July 13, 2026Report an Error