psalter
詩篇集 / 聖歌集
名詞
複数形: psalters
psalterは、主にキリスト教の伝統において、旧約聖書の詩篇を収録した書物を指します。単なる聖書の一部分としての詩篇ではなく、独立した一冊の書物としてまとめられている点が特徴です。歴史的には、個人の祈りや教会の典礼で頻繁に使用されたため、装飾豊かな写本として作られることも多くありました。
詩篇集と聖歌集の使い分け
この単語は文脈によって詩篇集または聖歌集と訳し分けられます。単に詩篇のテキストをまとめたものを指す場合は詩篇集となりますが、そこに旋律や音楽的な指示が含まれ、礼拝での歌唱を目的とした書物である場合は聖歌集としての性質が強くなります。現代では、宗教的な文脈以外で使われることはほとんどありません。
類義語との概念的な違いhymnal(賛美歌集)との違いに注意が必要です。hymnalは、後世に作られた賛美歌や礼拝用の歌をまとめたものを指しますが、psalterはあくまで聖書にある詩篇に基づいたものであるという点に根本的な違いがあります。つまり、psalterは聖書の一部を抽出したものであるのに対し、hymnalはより広範な教会音楽のコレクションであると言えます。
意味
名詞詩篇集
旧約聖書の詩篇を収録した書物で、典礼や個人の祈りのために用いられること
The monk spent his morning reading from a medieval psalter.
その修道士は、中世の詩篇集を読んで午前中を過ごした。
名詞聖歌集
特定の教会の礼拝や宗教的伝統で使用するために特別に作られた詩篇の書物
The choir followed the melodies printed in the parish psalter.
聖歌隊は、教区の聖歌集に印刷された旋律に従った。