abjad
アブジャド
名詞
複数形: abjads
abjadは、主にセム系言語で見られる文字体系を指します。最大の特徴は、子音のみを文字として表記し、母音は表記されないか、あるいは補助的な記号(ダイアクリティカルマーク)で示される点にあります。読み手は、その言語の文法や語彙に関する知識をあらかじめ持っていることを前提に、文脈から適切な母音を補って読みます。
文字体系としての特性
この体系は、現代の日本語や英語のような、子音と母音が組み合わさった音節文字やアルファベットとは根本的に異なります。例えば、アラビア文字やヘブライ文字が代表的です。これらの文字体系では、単語の骨組みとなる子音が意味の核心を担っており、母音の変化によって時制や格などの文法的な機能が使い分けられます。
アルファベットとの違いalphabet(アルファベット)が子音と母音の両方を等しく独立した文字として扱うのに対し、abjadは子音に特化した体系です。そのため、学習者が初めてその言語に触れる際、母音の読み方を習得することが大きなハードルとなる傾向があります。一方で、書き手にとっては極めて効率的に情報を記録できる仕組みとなっています。
意味
名詞アブジャド
子音のみを書き、読み手が言語知識に基づいて母音を補って読む書き方である文字体系のこと
The Arabic alphabet is a classic example of an abjad.
アラビア文字はアブジャドの典型的な例である。
関連語
alphabetconsonantvowelscriptwritingorthographyphonemegraphemesyllabarylogogramcharacterletternotationlinguisticsphonologydiacriticvocalizationtransliterationtranscriptioncalligraphymanuscriptcodexglyphsymbolsyntaxmorphologyetymologylexicongrammarliteracyscribeinkparchmentpapyrusscrollcursivetypographyfonttypefaceabugidaphoneticarticulationutterancespeechlanguagedialecttranslationdeciphermentepigraphypaleographyciphercodeencodingdecodingsyllableclusterdigraphtrigraphligaturepunctuationaccentstressintonationrootstemaffixprefixsuffixinflectionderivation