signified
signifiedは主に言語学や記号論という専門的な文脈で使用される用語です。一般的に意味されるものと訳されますが、学術的な文脈では所記という専門用語が使われます。これは、ある記号(能記)を見たときに、私たちの頭の中に浮かぶ概念やイメージを指します。
能記と所記の相互関係
記号論において、記号はsignifier(能記)とsignified(所記)の二つの要素から成り立っています。例えば、犬という音や文字がsignifierであり、それを聞いたときに想起される四足歩行で吠える動物という精神的な概念がsignifiedにあたります。この二つの結びつきは、多くの場合、社会的な約束事に基づいた恣意的なものであると考えられています。
日常的な用法との違い
専門用語としてのsignifiedとは異なり、日常会話で意味されたや意味するという表現が使われる場合は、単に何らかの兆候や信号が特定の情報を伝えている状態を指します。例えば、空の暗い色が嵐を意味する場合、それは記号論的な構造というよりも、因果関係や予兆としての意味合いが強くなります。そのため、学術的な議論をしているのか、あるいは単に状況を説明しているのかによって、訳語を所記とするか意味されたとするかを使い分ける必要があります。
意味
記号論において、能記によって表される精神的な概念や考えのこと
The signifier is the word 'tree', while the signified is the actual concept of a tree in the mind.
能記が`木`という単語であるのに対し、所記は心の中にある実際の木の概念である。
記号や象徴によって表されている、または特定の言語的あるいは視覚的な標識によって示されている状態
The signified meaning of the gesture was clear to the locals.
その身振りが意味した内容は、地元の人々には明らかだった。
何かの兆候となること、または信号を通じて何かを知らせること
The ringing bell signified the end of the school day.
鐘の音が学校の一日の終わりを意味した。