short term memory
short term memoryは、心理学や脳科学の分野で、ごく短時間だけ情報を保持する能力を指します。これは、電話番号を一時的に覚えたり、文章を読んでいる最中に直前の単語を保持したりする際に機能します。一般的に、この記憶は容量が非常に限定されており、意識的に繰り返して覚え直さない限り、数秒から数十秒で消えてしまうという特性があります。
working memoryとの違い
日常会話ではshort term memoryとworking memoryは混同されがちですが、専門的には明確な違いがあります。short term memoryが単に情報を一時的に保存する保管庫のような役割であるのに対し、working memoryは保存した情報を操作し、思考や推論に利用する作業台のような役割を指します。例えば、単純に数字を覚えるのはshort term memoryですが、その数字を逆から唱えるにはworking memoryが必要です。
長期記憶との対比long term memoryとの対比で使われることが多く、情報の保持期間と容量の差が強調されます。short term memoryからlong term memoryへ情報を移行させるプロセスを符号化と呼びます。学習において、短期記憶にある情報を繰り返し復習することで、永続的な長期記憶へと定着させることができます。
意味
少量の情報を、忘れるか長期記憶に転送されるまでのごく短い間、能動的ですぐに利用可能な状態で保持できる精神的な能力のこと
He has a great long term memory for dates, but his short term memory is quite poor.
彼は日付に関する長期記憶は素晴らしいが、短期記憶はかなり悪い。