legitimate
legitimateは、単に正しいということではなく、法律、規則、あるいは社会的な常識や論理に照らして正当であるというニュアンスを強く持っています。大きく分けて、法的な正当性と、論理的な正当性の二つの側面があります。
意味の使い分けとニュアンス
法的な文脈では、法律に違反していないことや、公的に認められた手続きを踏んでいることを指します。例えば、legitimate business(合法的な事業)のように、違法ではない状態を表現します。
一方で、感情や考え方、主張などがもっともであると感じられる場合に、論理的な正当性として使われます。例えば、誰かが怒っている理由が十分に納得できるものであるとき、その怒りはlegitimateであると言えます。この場合、reasonable(妥当な)に近い意味になりますが、legitimateの方が権利として認められるべきという強い正当性の根拠が含まれます。
注意すべき誤用と類義語との違い
日本語で正当なと訳される言葉は多いため、他の英単語との使い分けに注意が必要です。
legal: 単に法律上のという意味であり、法的に許可されているかどうかに焦点を当てます。対してlegitimateは、法的な側面だけでなく、道理にかなっているという道徳的・論理的な正当性まで含みます。
valid: 有効なという意味で、期限内であることや、形式的に不備がないことを指します。例えば、パスポートがvalidであることは有効期限内であることを意味しますが、legitimateは本物である(偽造ではない)という正当性を指します。
実用的な表現例
❌ a legitimate passport(単に有効期限内であることを言いたい場合)
✅ a valid passport(有効なパスポート)
✅ a legitimate passport(偽造ではなく、正当に発行された本物のパスポート)
❌ a legitimate reason(単に理由があると言いたい場合)
✅ a legitimate reason(誰が見ても納得できる、正当な理由)
意味
法律や規則に従っている状態
a legitimate business venture
合法的な事業計画
論理や理屈で正当化できる状態
a legitimate concern about the budget
予算に関する正当な懸念
手続きや状態を法的、または社会的に認められたものにする
the court decided to legitimate the agreement
裁判所はその合意を正当化することを決定した