D
Dicread
HomeDictionaryLlactam

lactam

ラクタム
名詞
複数形: lactams

lactamは、アミノ酸が脱水縮合して形成される環状のアミド化合物です。化学的な構造として、窒素原子とカルボニル基が同一の環の中に組み込まれていることが最大の特徴です。この構造は天然のペプチドやタンパク質の骨格に似ており、生物学的な活性を持つ分子の基礎となります。

医薬品における重要性

特に重要なのがbeta-lactam(ベータラクタム)と呼ばれる構造です。これは4員環のラクタム構造を指し、ペニシリンやセファロスポリンなどの多くの抗生物質に見られます。この環構造が細菌の細胞壁合成を阻害することで、強力な殺菌作用を発揮します。そのため、薬理学や有機化学の文脈では、この環の安定性や反応性が非常に重視されます。

化学的性質と合成

lactamは、環の大きさに応じて性質が異なります。例えば、環が小さいほど歪みが大きいため、化学的に反応しやすくなる傾向があります。合成化学においては、ナイロンのようなポリマー(ポリアミド)を製造する際の原料としてcaprolactam(カプロラクタム)などが利用されており、医療分野だけでなく工業的な応用範囲も非常に広い化合物です。

意味

名詞ラクタム

アミノ酸から形成される環状アミドであり、窒素原子とカルボニル基を含む環構造を特徴とするもの

The synthesis of beta-lactam antibiotics is crucial for treating bacterial infections.

ベータラクタム系抗生物質の合成は、細菌感染症の治療において極めて重要である。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error