indigent
indigentは、単にお金がないということではなく、生存に必要な最低限の物資(食料、衣類、住居など)さえも欠いている、極めて深刻な貧困状態にあることを指す非常にフォーマルな言葉です。日常会話で使われる poor よりもはるかに重い意味を持ち、社会的な支援や法的援助が必要なレベルの困窮状態を表現します。
文脈と使い分け
この単語は、特に法律や行政の文脈で頻繁に使用されます。例えば、裁判費用を支払う能力がない人に対して国が弁護人を付ける場合など、公的な権利や救済措置に関する議論で用いられます。一方で、個人の経済的な不自由さを軽く表現したい場合に indigent を使うと、大げさで不自然な印象を与えます。
❌ I am too indigent to buy this coffee.(このコーヒーを買うには困窮しすぎている。→ 不自然です)
✅ The court appointed a lawyer for the indigent defendant.(裁判所は、困窮している被告人のために弁護人を指名した。)
類義語との違いpoor は最も一般的で幅広い貧しいを意味しますが、indigent はその中でも生存の危機にあるという極端な状態に特化しています。また、destitute も同様に極度の貧困を意味しますが、destitute は何も持っていないという絶望的な喪失感に重点が置かれるのに対し、indigent は法的な資格や社会的な定義としての困窮というニュアンスが強くなります。
文法的な注意点
主に形容詞として使用され、名詞を修飾するか、補語として状態を説明します。また、名詞として困窮者を指すこともありますが、現代の英語では形容詞としての用法が一般的です。
意味
極度の貧困により、食料、衣類、住居などの生活必需品が欠乏している状態
The court appointed a lawyer for the indigent defendant.
裁判所は、困窮している被告人のために弁護人を指名した。