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incomplete dominance

不完全優性
名詞

incomplete dominanceは、遺伝学において一方の対立遺伝子がもう一方を完全に抑制しない現象を指します。その結果、ヘテロ接合体(異なる対立遺伝子を持つ個体)の表現型が、両親の表現型の中間的な性質を示すことが特徴です。これは単なる色の混ざり合いではなく、遺伝子レベルでどちらの形質も完全には支配し合っていない状態を意味します。

完全優性と共優性の違い

complete dominance(完全優性)では、優性遺伝子が劣性遺伝子を完全に隠すため、ヘテロ接合体は優性ホモ接合体と同じ外見になります。一方で、codominance(共優性)は、両方の対立遺伝子が同時に、かつ独立して表現される状態です。例えば、赤い花と白い花からピンク色の花が生まれるのはincomplete dominance(不完全優性)ですが、赤い斑点と白い斑点が混在した花が生まれるのはcodominance(共優性)に該当します。

生物学的な具体例

この現象の代表例として、キンギョソウの花の色が挙げられます。赤い花(赤色のホモ接合体)と白い花(白色のホモ接合体)を掛け合わせると、次世代には中間色であるピンク色の花が現れます。このように、表現型が両親の中間的な状態になることが、不完全優性の決定的な特徴です。

意味

名詞不完全優性

特定の形質に関する一つの対立遺伝子が、その形質の他のあらゆる対立遺伝子に対して完全に優性ではない中間的な遺伝形式であり、結果として両方のホモ接合体の表現型が混ざり合った表現型が現れること

In snapdragons, incomplete dominance occurs when a red flower and a white flower produce pink offspring.

キンギョソウでは、赤い花と白い花からピンク色の offspring が生まれるときに不完全優性が起こる。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error