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hand axe

握斧
名詞
複数形: hand axes

hand axeは、人類の初期の歴史において極めて重要な役割を果たした石器を指します。現代の斧のように柄(ハンドル)がついているのではなく、石そのものを直接手で持って使用したため、このように呼ばれます。主に切断、削り取り、掘削などの多目的な用途に用いられた汎用性の高い道具であり、当時の人類の適応能力と技術的進化を象徴する遺物です。

形態と機能的な特徴

この道具の最大の特徴は、石の両面を丁寧に打ち欠いて鋭い縁(エッジ)を作る両面加工にあります。多くの場合、涙滴型や卵型をしており、持ち手となる部分は厚く、先端に向かって薄く鋭くなっています。これにより、強い力をかけて叩いたり、切り裂いたりすることが可能になりました。

hand axe:柄がなく、石を直接握って使う先史時代の道具
axe:一般的に柄がついており、振り下ろして使う現代的な斧

考古学的な文脈での重要性

考古学においてhand axeは、特定の文化圏や時代を特定するための重要な指標となります。特にアシュール文化などの初期人類が使用した道具の分布を調べることで、当時の人類の移動経路や生活様式を推測することができます。博物館や学術的な文脈では、単なる道具としてではなく、人類が環境に合わせて道具を設計し始めた認知的進化の証拠として議論されることが多い用語です。

意味

名詞握斧

先史時代の石器で、通常は涙滴型をしており、切断や切削、削り取りのために手で持つよう両面が加工されていること

The archaeologist discovered a finely crafted hand axe made of flint.

考古学者は、火打ち石で作られた精巧な握斧を発見した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error