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GTPase

GTPアーゼ
名詞
複数形: GTPases

gtpaseは、細胞内での信号伝達において分子スイッチとして機能する非常に重要なタンパク質です。GTP(グアノシン三リン酸)が結合しているときはオンの状態となり、加水分解されてGDP(グアノシン二リン酸)になるとオフの状態に切り替わります。この切り替えによって、細胞増殖や分化、代謝などの複雑な生物学的プロセスが精密に制御されています。

調節タンパク質との関係

gtpaseの活性は、単独ではなく主に2つの調節タンパク質によって制御されています。
GEF(グアニン核酸交換因子):GDPを放出してGTPを取り込ませることで、gtpaseを活性化(オンに)させます。
GAPGTPアーゼ活性化タンパク質):gtpase自身の加水分解能を高めてGTPGDPに変え、不活性化(オフに)させます。

生物学的意義と疾患への関わり

このスイッチ機能が正常に働かなくなると、細胞に深刻な影響が及びます。例えば、Rasなどの特定のgtpaseが常にオンの状態に固定される変異が起こると、細胞が止まることなく増殖し続け、がん化の原因となることが知られています。そのため、医学研究においてはこれらのタンパク質の活性制御が重要なターゲットとなっています。

意味

名詞GTPアーゼ

グアノシン三リン酸(GTP)をグアノシン二リン酸(GDP)と無機リン酸に加水分解する反応を触媒する加水分解酵素であること

The Ras GTPase plays a critical role in signal transduction pathways that regulate cell growth.

Ras GTPアーゼは、細胞増殖を調節する信号伝達経路において重要な役割を果たす。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error