enucleation
enucleationは、医学的な文脈で核や球状の組織を、周囲の組織を傷つけずに取り出すことを指す専門用語です。一般的に、眼科領域での眼球摘出や、腫瘍などの塊を被膜ごと取り出す手術を指します。
眼球摘出術と核出術の使い分け
この単語は、文脈によって大きく二つの意味で使い分けられます。
眼球摘出術として使われる場合:眼球全体と視神経を含む組織を眼窩から完全に除去することを指します。これは、重度の外傷や治療不可能な疾患がある場合に適用されます。
核出術として使われる場合:白内障の核や腫瘍など、特定の塊を周囲の被膜や組織を保持したまま取り出すことを指します。こちらは、周囲の構造を最大限に保存することを目的とした精密な処置です。
類義語との概念的な違いevisceration(眼球内容物摘出術)との違いに注意が必要です。enucleationが眼球という球体全体を取り出すのに対し、eviscerationは眼球の強膜(外側の白い壁)を残して、内部の内容物だけを取り出す処置を指します。このように、どの範囲までを除去するかによって使用される英語表現が厳格に区別されています。
意味
眼球と視神経を含む眼全体を眼窩から外科的に除去すること
The patient underwent enucleation of the left eye following a severe injury.
患者はひどい怪我の後、左目の眼球摘出術を受けた。
白内障や腫瘍などの核を、周囲の被膜や組織を破らずに外科的に除去すること
The surgeon performed a precise enucleation of the intraocular tumor to preserve the surrounding structures.
外科医は周囲の構造を保存するため、眼内腫瘍の精密な核出術を行った。