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dielectric breakdown

絶縁破壊
名詞

dielectric breakdownは、電気絶縁体としての性能を失い、導電性が急激に高まる現象を指します。通常、絶縁体は電流を流さない性質を持っていますが、限界を超える強い電界(電圧)が加わると、内部の電子が剥離して電流が流れるようになります。これは単なる故障ではなく、物理的な状態の変化を伴う現象であり、多くの場合、材料に不可逆的な損傷を与えます。

物理的メカニズムと影響

この現象は、空気などの気体、液体、または固体(セラミックスやプラスチックなど)の絶縁体で起こります。例えば、雷は空気という絶縁体がdielectric breakdownを起こし、巨大な放電が発生した典型的な例です。電子機器の設計においては、この現象を防ぐために、使用する材料の絶縁耐圧を十分に高く設定することが極めて重要です。

類似概念との区別

electric breakdownという用語も同様の意味で使われますが、dielectric breakdownは特に誘電体(dielectricという材料特性に焦点を当てた表現です。また、単なるショート(短絡)とは異なります。ショートは導電体同士が接触して電流が流れる状態を指しますが、dielectric breakdownは本来流れないはずの絶縁体そのものが導電性を帯びてしまう現象であることを強調します。

意味

名詞絶縁破壊

絶縁材料が絶縁性を維持できなくなり、印加電圧が特定のしきい値を超えたときに急激に電流が流れるようになること

The capacitor failed due to a dielectric breakdown caused by a sudden voltage spike.

急激な電圧スパイクによって絶縁破壊が起こり、コンデンサーが故障した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error