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corona

コロナ / 副花冠 / 歯冠
名詞
複数形: coronae

coronaはラテン語で王冠を意味する言葉に由来しており、共通して円環状の形態王冠のような突起を持つ構造を指します。日本語では文脈によって訳語が大きく異なるため、どの分野の用語として使われているかを見極めることが重要です。

分野別の意味と使い分け

天文学や気象学の文脈では、太陽の最外層であるコロナや、月や太陽の周囲に見える光の輪(コロナ)を指します。これらは視覚的に円形であるため、共通してこの単語が使われます。

生物学や医学の分野では、ウイルスの表面にある突起構造を指してコロナと呼びます。特に新型コロナウイルス(coronavirus)の流行以降、この意味での使用頻度が飛躍的に高まりました。また、植物学では副花冠、歯科医学では歯冠という専門用語として訳されます。このように、日常会話ではウイルスを連想させますが、学術的な文章では全く異なる身体部位や植物組織を指す場合があります。

翻訳時の注意点

日本語でもコロナというカタカナ語が定着していますが、これは主に天文学的な現象か、あるいはウイルスに関連する文脈に限定されます。そのため、植物の構造や歯の形態について述べている英文で corona が登場した場合、そのままコロナと訳すと誤解を招きます。必ず副花冠歯冠といった適切な専門用語に置き換えてください。

❌ 歯のコロナを治療する(不自然な表現)
正しい表現: 歯の歯冠を治療する

❌ 花のコロナが美しい(不自然な表現)
正しい表現: 花の副花冠が美しい

意味

名詞コロナ

大気中の小さな水滴や氷の結晶による光の回折によって生じる、太陽や月の周囲に現れる光の輪

A pale corona appeared around the moon on the cold winter night.

寒い冬の夜、月の周りに淡いコロナが現れた。

名詞コロナ

太陽大気の最外層であり、宇宙空間に数百万キロメートルまで伸びる高温で希薄なプラズマで構成される層

The solar corona is most visible to the naked eye during a total solar eclipse.

皆既日食の間、太陽のコロナが肉眼で最もはっきりと見える。

名詞コロナ

ウイルスのタンパク質の殻。特にコロナウイルスの表面にある、宿主細胞への付着を可能にする王冠のような突起

The structural proteins of the corona enable the virus to penetrate the cell membrane.

コロナの構造タンパク質によって、ウイルスは細胞膜を透過することができる。

名詞副花冠

特定の植物や菌類に見られる、王冠のような形状の成長部または組織の縁

The flower is distinguished by its delicate white corona.

その花は、繊細な白い副花冠によって区別される。

名詞歯冠

歯の王冠のような解剖学的構造、または器官や生物学的標本の特定の環状部分

The dentist examined the corona of the tooth for signs of decay.

歯科医は虫歯の兆候がないか、歯の歯冠を検査した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error