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supremum

上限
名詞
複数形: suprema

supremumは数学、特に解析学や集合論において、ある集合の要素の上限を厳密に定義するために用いられる用語です。日常的な意味での最大値と混同されやすいですが、数学的な文脈では明確に区別されます。

maximumとの決定的な違い

maximum(最大値)は、その値が必ず集合の要素として含まれている必要があります。一方でsupremum(上限)は、集合の要素である必要はありません。例えば、0より大きく1より小さい実数の集合を考えた場合、この集合に最大値は存在しません(1に限りなく近い数はありますが、1自体は含まれていないためです)。しかし、この集合の上限は1となります。このように、集合が開区間である場合でも、その境界としての最小の上界を定義できるのがsupremumの特徴です。

数学的文脈での運用

実数の完備性(Completeness)に関連して、有界な集合が必ず上限を持つという性質は、微積分学の基礎となる非常に重要な概念です。解析学の論文や教科書では、単に最大と言うのではなく、境界の厳密性を担保するためにsupremumという用語が選択されます。また、対照的な概念として、下限を意味するinfimumが併せて使用されることが一般的です。

意味

名詞上限

実数の集合における最小上界であり、その集合のすべての要素よりも大きいか等しい最小の実数であること

The supremum of the set of all numbers less than 1 is 1.

1より小さいすべての数の集合の上限は1である。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error