D
Dicread
HomeDictionarySsuppletion

suppletion

補充法
名詞

suppletionは、言語学において単一の語彙項目(パラダイム)の中で、形態的な関連性が全くない異なる語根が使われる現象を指します。通常、動詞の活用や名詞の格変化などは一定の規則に従って形が変わりますが、suppletionが起こる場合は、その規則性が完全に崩れ、全く別の単語がその役割を担います。

不規則変化との違い

一般的な不規則変化(irregularity)は、元の語根が変形して読みづらくなったり、一部の音が脱落したりすることを指しますが、suppletionはそれよりも極端なケースです。例えば、英語の go の過去形が went になるのは、go という語根から派生したのではなく、歴史的に別の単語(wend)が入り込んだためであり、これが典型的な補充法です。このように、見た目上の共通点が完全に消失している状態を指します。

言語的な背景と特徴

この現象は、日常的に非常に頻繁に使用される基本的な単語に多く見られます。頻度の高い単語は、言語の変化に伴って元の形態が崩れやすく、また他の単語を吸収して統合される傾向があるためです。英語以外でも、フランス語やスペイン語などの印欧諸語において、be 動詞に相当する単語の活用に同様の補充法が見られます。

意味

名詞補充法

パラダイム内のある単語が、完全に異なる語根を持つ単語に置き換わる言語学的プロセスであること

The relationship between go and went is a classic example of suppletion.

`go`と`went`の関係は、補充法の典型的な例である。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error