D
Dicread
HomeDictionaryAallomorph

allomorph

異形態
名詞
複数形: allomorphs

allomorphは言語学の専門用語であり、一つの形態素が周囲の音環境に応じて異なる音の形(形態)で現れる現象を指します。例えば、英語の複数形を作る際に、単語の末尾が無声音であれば s と発音し、有声音であれば z と発音しますが、これらはどちらも複数という同一の意味を持つため、互いに異形態の関係にあります。

形態素と異形態の区別

学習者が混同しやすい点として、morpheme(形態素)と allomorph(異形態)の違いがあります。morphemeが意味を持つ最小の単位という抽象的な概念であるのに対し、allomorphはその概念が実際に音声として現れた際の具体的なバリエーションを指します。つまり、一つの morpheme が複数の allomorph を持つという構造になります。

日本語における概念の適用

日本語では、英語ほど顕著な音韻的な異形態は少ないですが、例えばが助詞として使われる際にと発音される現象などは、広義の意味でこの概念に近いと言えます。ただし、カタカナでアロモルフと表記されることは稀であり、学術的な文脈では必ず異形態という訳語が用いられます。日常会話でこの言葉を使うことはまずありませんので、言語学や音声学の専門的な議論に限定して使用してください。

意味

名詞異形態

特定の環境で現れる形態素の音韻的な変種であり、単語の核心的な意味を変えないもの

The plural marker in English has two allomorphs, the voiceless s and the voiced z.

英語の複数形標識には、無声音の `s` と有声音の `z` という二つの異形態がある。

関連語

Last Updated: July 2, 2026Report an Error