pseudocoelom
擬体腔
名詞
複数形: pseudocoeloms
pseudocoelomは、生物学的な構造において、真の体腔(coelom)とは異なる特殊な空間を指します。真の体腔が中胚葉に完全に囲まれているのに対し、擬体腔は中胚葉と内胚葉の間に位置し、内壁に中胚葉性の上皮層を持たないという構造的な特徴があります。
構造的な違いと機能
この構造を持つ動物(線虫など)にとって、擬体腔は単なる隙間ではなく、重要な役割を果たしています。液体で満たされているため、静水圧骨格として機能し、筋肉の収縮を効率的に体に伝え、移動を可能にします。また、消化管と体壁の間で栄養分や老廃物を輸送する経路としても利用されます。
分類学的な視点
生物の進化過程において、擬体腔を持つ動物は、体腔を持たない動物(acoelomate)と、真の体腔を持つ動物(coelomate)の中間的な形態として議論されてきました。現代の系統分類学では、この構造のみでグループ化することは少なくなりましたが、形態学的な記述においては依然として不可欠な概念です。
意味
名詞擬体腔
一部の無脊椎動物において、中胚葉と内胚葉の間にあり、中胚葉性上皮の裏打ちを欠いた液体で満たされた体腔であること
The roundworm possesses a pseudocoelom that serves as a hydrostatic skeleton.
線虫は、静水圧骨格として機能する擬体腔を持っている。
関連語
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